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飯田稔・中島由絵・中村真理・牧野朝輝・渡辺愛子

2020.6.15(mon) - 6.27(sat) ギャラリーなつか 日曜休廊

「家(うち)の周り 1」
木製パネル、布、バルサ材、アクリル絵具、色鉛筆 
30×30×8cm

「大海に潜む静かな街 1(旧市街 スークのなごり)」木製パネル、布、バルサ材、アクリル絵具、色鉛筆 45.5×45.5×9.5cm

「大海に潜む静かな街 1(旧市街 スークのなごり)」
木製パネル、布、バルサ材、アクリル絵具、色鉛筆
45.5×45.5×9.5cm

飯田稔 IIDA Minoru

かつて天空と海や大地との関係に異常なまでの関心を持ち、その思いを平面で表現しようとしていた。30年近い空白の後も思いは変わらず、テレビや舞台の仕事を経て平面では収まらなくなっていた。
 海は絶えず動き、変化する。道や街の形が現れても一瞬の後には歪み消え去る、あるいは別の形に変化する。具現化の出来ない幻影を、しかも動きを止めた立体で表現しようと試みて18年…?

「辺境地 #16」
リトグラフ
380×380mm
2019

「辺境地 #17」
リトグラフ
380×380mm
2020

中島由絵 NAKAJIMA Yoshie

知らない場所に迷い込んだ時に、ふと出会う見覚えある風景やかたちは、どこか懐かしくもよそよそしい。

自分の寄る辺の慥かさは一体だれが保証してくれるのでしょう。

そんな安堵と不安を繰り返す様を、飛ぶ鳥のような少し俯瞰した視線で描いています。

「little piece#16 」
リトグラフ、かきた紙 
350×500mm 
2019

「little piece#5 」
リトグラフ、かきた紙 
370×295mm 
2018

中村真理 NAKAMURA Mari

日々の生活の中でただ過ぎていった時間の方が多い。記憶にも残らない時間はいままで何時間あったのか、でも確かにそこに存在して、その場所でその時間を誰かと共有している。そんな意識のない時間をテーマにしています。

「境界の風景 20-1」
エッチング、ルーレット
160×300cm
2020

「うつわ 20-1」
エッチング
36.5×25cm
2020

牧野朝輝 MAKINO Tomoteru

“見る”とはどういうことだろうか。最近、描く中で“見る”ということについて考える。いったい自分は“もの”の何を見て存在を感じ、捉えているのだろうか。画面を通して見つめれば、“もの”も“空間”も“自分”も同じ立ち位置から眺められる。3つの境界線に“見る”ことの何かが潜んでいる気がする。

「青の街を歩く」
キャンバスに油彩 
22.7×15.8cm 
2020

「広く平たくどこまでも雪は降り続ける」
キャンバスに油彩 
23×23cm
2020

渡辺愛子 WATANABE Aiko

 色を重ね、小さな矩形を繋げた表現は私の時の集積です。
その積み重なった層の隙間から見えるものはいつかどこかで見た景色かも知れないし、見たことがあるような気がするけれども、本当はまだ誰も見たことがない景色かも知れません。
いつかのどこかで見た景色とどこで出会ったか忘れてしまった誰かに思いをはせるキッカケになれたら良いと思っています。
今回はサイズの小さいものをいくつかお見せしたいと思います。