植物の形象は、私たちに計り知れない必然的理由をもってかたちつくられている。その不思議に向かい合うと、私たちもまた自然の中に存在している一つの現象であることに気付かされます。

自然の形象を通して「存在」という永遠の問いかけに心を寄せています。

木版とシルクスクリーンを併用した作品を中心に展示いたします。
一枚一枚、それぞれに個性が表れていたり、素材感を残しつつベタに摺ることができる版画の魅力と、見ていないようで見ている風景や、記憶としては残っているような曖昧な景色など、版表現と記憶、それぞれの不確かな部分の繋がりを感じていただけると嬉しいです。

自分が感じる可愛いやときめきを大切に制作してます。
実際に自分が見た景色や人物を写真に撮り、それらを組み合わせてコラージュのようにして作品作りをしています。
たくさんの色を使い、見る人がわくわくして楽しんでもらいたいです。