原博史展

HARA Hiroshi

2018.6.11(mon) - 6.16(sat) ギャラリーなつか

「Flame25」
キャンバス、油煙
S8
2017

襖絵「地水火風」の火
手漉き和紙、油煙、油煙墨
1800×4000mm
2016
香川県仲多度郡まんのう町 妙覚寺新会館在

かつて心理学者のユングが世界中で作られる仮面に興味を持ち「象徴」という概念で「無意識」界を解明し近代ヨーロッパの芸術家に深い影響を与えた。また、日本では、桃山時代、侘茶で茶碗に偶然できた文様を景色としてみたてた。この美意識は現在のコンセプチュアルアートに近い概念だと思う。
「fine arts」とは、価値観の創造と提示ではないか?何かの啓示を平面や立体に表現し、時には行為そのものが作品であり、現代美術には様々な表現方法が可能となった。
 私は、数年前から支持体に直接油煙を定着させる技法で制作している。フォルムは私が作るのではなく炎が作る。私はそれを切り取り提示する。私は、あらかじめ具体的なイメージを持たず、自己の意識を超越し表現の限界を超えるため新たな可能性へと挑戦していく。