穴澤和紗展

ANAZAWA Kazusa

2017.3.20(mon) - 3.25(sat) ギャラリーなつか

「自灯明-照らす樹-」
雲肌麻紙、水干、岩絵の具、墨
F15
2017

「伝」日本画 M4 2017

「伝」
日本画
M4
2017

≪円の音≫

今回の個展で私、穴澤和紗(あなざわかずさ)は禅語をテーマに作品を描きました。

禅の世界では「円」は悟りや真理、仏性、宇宙など、空、風、火、地を含む森羅万象、世界の全体や究極の姿を表しています。
「円」は欠けることも、余すところもない完全な円満であり、始まりもなければ終わりもない無限の宇宙を表しているといいます。
京都・源光庵にある円窓など、日本に馴染みの深い円という形の美しさや円の言葉の意味から、私はこの円を作品の中に取り入れることで、描かれたものが広がりを持っていくようにと願いながら主に墨や日本画画材を使って表現しています。

開催記録