骨×肉展
宋芸・張思藝
2025.3.24(mon) - 3.29(sat) ギャラリーなつか
宋芸 SONG Yi
やきものは焼成前後におけるその性質が全然違う素材である。火を通し焼成した陶磁は安定した性質を持っており、「永遠」と「死」のイメージに繋がる性質が畏敬の念をもたらしてくれた。陶を象徴的な意味で骨と結びつけ、またシャモットを練り込んだ土の強化された支持力から、「石の骨」のイメージを得て、具象化した。
張思藝 ZHANG Siyi
「内臓感覚」を、如何に漆芸表現で喚起させていくかを研究の主な内容としています。彫漆技法、蒟醤技法の研究を通じて、単なる「飾る」という状態をはるかに超えた「血が通う」「気が流れる」という生々しい感覚の表現の可能性を探究します。