長島勇太展
NAGASHIMA Yuta
2019.7.8(mon) - 7.13(sat) ギャラリーなつか
≪バベル、あるいは分別の未来≫
ラクダにはどこにも行くところがない。
どこへ行っても同じような場所しかないので、どこへ向かっているのか忘れてしまった。
歩いても歩かなくても、一年中景色は変わり映えなく、いつも時間は止まっているように感じられる。
そう、ここには砂しかない。
何世代にも渡って、未開の地を切り開きながら、ラクダは本当に賢くなったのだろうか。
その分、未来に、幸せになったのだろうか。