ほんとうの私ってとっても曖昧。属している場所や人々によって、簡単に、流れるようにわたしたちは変わってゆく。自己プロデュースを求められる時代だけれど、自分で作った「こう有るべき私」の型に押し込められていやしないかな。

人々と関わる日常で感じる疑問や不明瞭さを拾い上げ、やきものを使ってカタチにしています。

2000　埼玉県生まれ
現在 　多摩美術大学大学院美術研究科工芸専攻陶コース修士一年 特待生

展覧会
2022 　「多摩美術大学工芸学科優秀選抜作品展」多摩美術大学工芸棟ギャラリー／東京
2022 　「小室茉莉初個展『ひらく』」ギャラリー元町／神奈川
2023　「多摩美術大学工芸学科陶専攻選抜展示『たまびやき』」ギャラリーなつか／東京
2023　「多摩美術大学美術学部卒業制作展・大学院修了制作展A」多摩美術大学工芸棟ギャラリー／東京
2024　「物・もの・mono」 スパイラルガーデン／東京

やきものが持つ材質感は、私の意図より先に、粘土がなりたい形へと姿を変えているように感じる。私は粘土の意思に従うように、時間をかけて内から外に広がっていく形態を造形している。その行為は、見えない時間の流れをやきものを通して投影させているようである。

2002　富山県富山市生まれ
2020　多摩美術大学 工芸学科 入学
2024　多摩美術大学 工芸学科 陶専攻 卒業
現在 　多摩美術大学 大学院美術研究科 修士課程 工芸専攻 陶研究領域1年 在籍

展覧会
2023 　「CERAMIC+GRASS+METAL 2022 多摩美工芸の感と観―優秀作品と課題紹介」TAB東京ミッドタウン／東京
2024　「第15回 多摩美術大学工芸学科 陶専攻 選抜展 『たまびやき』」ギャラリーなつか／東京
2024　「多摩美術大学工芸学科卒業制作展2024」Spiral Garden／東京